70個あるブロックには、三光製作で取り扱っているめっき(アルマイト)処理と研磨加工の組み合わせで20パターン以上の処理を施して構成されています。
実は、こちらのブロック。1つひとつが取り外し可能となっているんです。目指したのは「3次元の見本貼」。カタログでは伝わり切らない素材や加工の質感まで味わえるリアルな見本にしました。
ブロックの素材には、鉄・アルミニウム・ステンレスを用い、溶接加工を
株式会社スズヒロ製作(浜松市北区都田町)様に依頼。職人技ならではの技術で、アートと呼ぶにふさわしい仕上げをしていただきました。
パネルや三光鳥の体に用いたのは、「天竜杉」です。日本の3大美林に数えられる浜松の北部、天竜で取れた純国産の良質な木材をぜいたくに使用しています。木材の仕入れや加工は、家づくりに真っすぐな
有限会社石牧建築(中区北寺島町)様に担当いただきました。
さらに、総合施工管理、構造設計、造作家具の設置や内装・電気工事については、三光製作をはじめ多くの中小企業の工場設計・建築を通じ、ゼネコンの立場から地域の産業を支えてくださっている
渥美建設工業株式会社(西区神原町)様にご担当いただいています。弊社からの難題にも真摯に向き合い、エントランスアートを飾る空間と商談スペースを美しく演出いただきました。
さまざまな取引企業さまに協力いただくことで、地域の産業が有機的に融合し未来が発展していくーーそんな浜松のモノづくりを表現したエントランスアートが完成しました。